富山県立中央病院(精神科)–富山県富山市 口コミ評価体験談

富山県立中央病院(精神科)  富山県富山市

住所:富山県富山市西長江2-2-78
電話:076-424-1531
診療科目:内科 / 精神科 / 神経内科 / 呼吸器科 / 消化器科 / 循環器科 / 小児科 /
      外科 / 整形外科 / 形成外科 / 脳神経外科 / 呼吸器外科 / 心臓血管外科 /
     皮膚科 / 泌尿器科 / 産婦人科 / 眼科 / 耳鼻咽喉科 / 放射線科 /
     リハビリテーション科 / 麻酔科 / 歯科口腔外科 / 血液内科 /
     腎臓内科 / 内分泌科
診療時間:月~金 8:30~11:00(受付時間)
休診日:土・日・祝・年末年始(12/29~1/3)

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富山県立中央病院は、富山市にある総合病院です。
中心地から少し離れているため、静かですが淋しすぎない環境で、治療に専念することが出来ます。
富山県内の中心的な医療機関で、救命救急センターがあるほか、
ドクターヘリの運行も行っています。
また、最先端医療や地域との医療連携などにも積極的に取り組んでいます。
私は大学生の時に摂食障害を発症しました。
社会人になってからも良くなったり悪くなったりを繰り返していたのですが、
ある年に低体重のため動けなくなって救急車で搬送されて以来、
ずっと富山県立中央病院の精神科にお世話になっています。
特にここ数年は年齢のせいもあって急に体調が悪くなり、
冬になると必ず救急車で搬送されて、
桜の花が散った頃に退院するという困った事態が起こっていて、
ますます病院から離れなくなっています。
精神科の病棟は、病院の東側にあります。
平成23年に完成した建物なので、新築でとても綺麗です。
しかし閉鎖病棟のみなので、すべての出入り口に鍵がかけられていて、
面会も血縁の近い家族しか許されません。
重症の患者は鍵のかかった個室に通されますが、
軽症の場合はまず鍵なしの個室で身体を慣らしてから、
普通の4人部屋で入院生活を過ごすことになります。
当たり前ですが、病室の窓は開けることが出来ません。
鏡や掛け時計など、壊れると危険な物も一切ありません。
入院する時も、病室に持ち込んでよい物がとても制限されます。
制限の度合いはそれぞれの患者の症状によって異なるのですが、
自分であれ他人であれ命を傷つける恐れのある物は、誰もが持ち込み禁止となっています。
例えば、ハサミやカミソリなどは当然として、箸、
陶製のコップ、ハイソックス、ビニール袋、紐付きの衣服やシューズ、化粧品などです。
ハイソックスや紐類は首に巻くことができるから、ビニール袋は顔に被ることができるから、
化粧品は食べてしまうかも知れないから、らしいです。
初めて入院した時は、病棟に鍵がかかっていて自由に行動できなくなっただけでなく、
携帯していたほとんどすべての物が看護師さんに没収されたため、
ショックのあまり脳の活動が一時停止してしまったことを覚えています。
ここは生き地獄でしかないと、その時は心から思っていました。
しかし、そのような閉ざされた病室で過ごしているうちに、
ここは何てセキュリティが優れているのだろうという気持ちに変わっていきました。
当時の私は、救急車でまず救命救急センターに運ばれ、
そこでで1日半ほど過ごしたあと精神科の病棟に転棟したのですが、
身体に何本かの管がつけられて寝たきりの状態でした。
だから施錠された個室に収容されたのですが、
主治医と看護師さんしか病室に入ってくることがなかったので、
身動きができなくても安心して過ごすことができました。
また、精神科病棟の建物そのものが新しくて綺麗なうえに、
余計な外部者の侵入がなく、患者が持ち込んでよい物も限られていることから、
一層清潔さが保たれており、
こうしたことも快適に入院生活を送ることができる要因となっています。
精神科病棟に入院すると病室内か病棟内でしか行動できなくなるのでとても不便なのですが、
その一方、体調が悪くなったとき
「ここで過ごして身体をリセットしたい」とも思わせてくれる、
いわば私にとっての心身の支えとなっている病院です。
富山県立中央病院は社会復帰までの治療体制も、システム化されていて分かりやすく安心できます。
入院すると、担当の看護師さんが配属されて、
体調の良し悪しだけでなく悩んでいることや考えていることなども時間をかけてじっくり聞いてくれます。
さらにその内容が日々のミーティングですべてのスタッフに共有されるので、
どの看護師さんも自分の症状を把握してくれているという安心感と信頼感を持つことができます。
どの看護師さんに何を話してもスムーズに内容が伝わるので、
本当に素晴らしいチーム体制で自分を支えてくれているという感謝の想いでいっぱいになります。
主治医も、毎日病室まで足を運んで症状をチェックしてくれ、
お話を聞いてくれます。
血液や尿の検査も小まめに指示してくれるので、
些細な変化も逃さず治療を進めることができています。
また、入院すると、退院予定日までの治療計画を文書で提示してくれるのですが、
その後症状が変化したり面談をしたりするたびに、文書を更新してくれるので、
分かりやすいだけでなく、社会復帰を目指して前向きな気持ちで治療に取り組むことができます。
そのほか治療のプログラムとして、再発や再入院などを防ぐために、
薬物療法や個人精神療法のほか、作業療法や生活技能訓練や心理療法などもあります。
また、退院後の安定した生活のために、退院前訪問指導とデイケアが行われています。
主治医と看護師のほか、臨床心理士、作業療法士、精神保健福祉士、薬剤師など、
分野ごとの専門家がチームを組んで1人1人の患者を診てくれる、
いつまでも頼りになる素晴らしい病院です。

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