冷静と情熱のあいだ blu「辻仁成」の口コミ感想

冷静と情熱のあいだには一度映画になっていて、主演は竹ノ内豊さん、ケリー・チャンさんが演じていてイタリアを舞台にした映画になっていたのですが、とにかく切ないラブストーリーが心を刺激してくれました。こんな恋愛は嫌だと自分では思いながらも綺麗に思える2人のラブストーリーは何とも言えません。冷静と情熱のあいだの小説は初めて読んだのですが、この冷静と情熱のあいだの小説には2つのストーリーがあり、冷静と情熱のあいだ ロッソは男からの視点版、冷静と情熱のあいだ ブルーは女性からの視点版になっています。私はどちらのストーリーも読みましたが、とにかく辻仁成さんが書いた冷静と情熱のあいだ ブルーが凄く気に入りました。私は男性なので男性の視点版は見なくても何となく分かるような気がしますが、やはり女性の気持ちというものはいつまでたっても理解出来ない部分があり勉強するために読みました。この冷静と情熱のあいだに出てくるあおいという女性の気持ちは相手の日常を思いやる描写や控えめな気持ちが上手く描かれており美しい作品になっています。こんな女性がいたら素敵だなと思う部分ともう少し積極的であってほしいと思う両方の気持ちが出てきます。さすがに私は男性なので、女性が恋愛に対する気持ちは理解できずなんですが、やはり女性の恋愛は美しく冷静なんだなと思える部分が分かりました。一歩下がり思いを寄せる男性を立てる素晴らしさはとても憧れます。逆に恋愛が上手くいかない時の悲しさなどもよく分かります。この冷静と情熱のあいだには男性な気持ち、女性の気持ち、両方読めるようになっているので、今恋愛中の方にはかなり興味が湧く1冊になると思います。是非おすすめです。

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口コミ感想その2

辻仁成さんの冷静と情熱のあいだBluを読もうと思ったきっかけは、イタリアに旅行することがきまっており、イタリアが舞台の小説を探していたところ、この本がイタリアのミラノやフィレンツェが舞台になっていると知ったからです。
冷静と情熱のあいだBluは恋愛小説ですが、ヒロインとの楽しい日常がつづられているのではなく、小説のほとんどが、過去の恋人であるあおいを今も思っているというシーンで占められており、とても切ない小説でした。切なく思うのと同時に、ここまで人を愛せる順正の物語にひきこまれていきました。切ない気持ちがとてもうまく表現されていて、辻仁成さんのほかの小説も読みたくなりました。
他にもイタリアに関する本を読みましたが、冷静と情熱のあいだBluは、街の様子を描写しているシーンが多く、イタリア旅行が非常に楽しみになりました。旅行から帰ってきて、同じ景色を見られたことをうれしく思いながら、もう一度読み直しもしました。イタリアの街はすばらしく、中でも辻仁成さんがフィレンツェを舞台に選んだ気持ちがわかる気がします。
辻仁成さんの冷静と情熱のあいだBluは順正という男性目線で書かれた小説であり、江國香織さんの冷静と情熱のあいだRossoという本も出版されており、これは、ヒロインのあおい目線で書かれているので、あわせて読むと、より二人の心情がわかり、面白かったです。
よかったシーンは、順正が修復士として前にすすむと決意したシーンと、ラストのフィレンツェのドゥオーモで順正とあおいが再会するところです。あおいもおなじように順正のことを思い、10年前の約束を果たし、二人が再会できたことにはとても感動しました。

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