ノルウェーの森「村上春樹」の口コミ感想

村上春樹のノルウェーの森、私が1番好きな小説といっても過言ではありません。

この小説との出会いは高校生の時。大学入試のために解いていた現代国語の問題に、文章の一部が使われていたのです。(今も忘れません。主人公が直子のお誕生日にケーキを持ってお祝いに行くシーンです)

まさにピリリときました!この小説の続きが読みたいとすごく強く思った!

受験生なのに、翌日には小説を購入しすぐに読み出しました。その時の私は、ノルウェーの森が大ベストセラーだったことや、当時の社会的な話題作であったことなどはまったく知りませんでした。もちろん村上春樹が世界的な作家だと言うことも知らなかったんです。

読んで、ただびっくりしました。こんな小説があったなんて!村上春樹自身、ノルウェーの森のことを恋愛小説と位置づけていますが、まさにこれは完璧な恋愛小説です。

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直子も緑も本当に魅力的なキャラクターです。どちらも不安定でいながらチャーミング!今の私は彼女たちの年齢を大きく超えてしまいましたが、今でも共感する部分が大きいです。
繊細なのに愛情深い、僕、みたいな彼がいたらなぁと思うところも変わりません。

冒頭に、直子が主人公に野井戸について語る場面があります。
「それはね、とってもとっても深いのよ」

何度もこの小説を読みすぎて、私の中でははっきりと直子が話していた野井戸が存在しています。ひっそりと。

怖いです。野井戸に落ちないように 生きなければ。昔は私が野井戸に落ちないようにしてくれる彼が欲しかったけれど。今は一人でも野井戸に落ちないように生きなければ、と。

ノルウェーの森。
数ある村上作品の中でもオススメの、何度も読み返したくなる魅力的な作品です。

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