恋空「美嘉」の口コミ感想

わたしが美嘉の携帯小説恋空を読むことになりましたのは、当時携帯小説がすごく流行っていて、その出始めがこの恋空だったと思います。
この作者美嘉の実話をもとにした小説になっていまして、読んだ最初の方はとても衝撃を受けました。
ほんとに中高生が経験した恋愛なのかとびっくりしましたし、当時私も好きな人がいましたので、その人のことを考えながら読むとより切なくて、共感もしたりしてすごく青春だったと思います。
恋空という小説で美嘉もそういった運命が引き寄せていろんな障害があり、好きな人となかなかうまくいかなかったり、両思いなのになぜかすれ違ってしまうところが、たんじゅんなありきたりな恋愛小説とは違うのもまた引き込まれていった魅力の一つなんだと思います。
そして、高校生ながらにして深い愛を知った二人はしだいに本気になりすぎて、相手のことを避けるようにもなるのがとても切なくて、悲しくなるのです。
恋人のヒロは美嘉に悲しい思いをさせたくなくて、自分が病気で苦しんでいるのにもかかわらず、何も言わず美嘉に別れを告げるところも何とも言えない胸の苦しさがこちらにも伝わってきて、さらに泣けてくるのです。
携帯でその当時読んでいたので、すぐに充電は切れましたし姉の携帯で読んでいたので、なかなか一気に読むこともできないでいました。
そして、最後の最後にヒロが美嘉にあてた手紙が一番のわたしの心の中にしみついて離れないのです。
あんなに深く相手のことを思える人はなかなか大人でもいないと思いますし、わたし自身もそういった感情になったことがあるのかわからないくらいなので、その美嘉とヒロの気持ちの大きさ、愛情の深さがすごく伝わり、大人な恋愛だなと思いました。
これまでに感動した小説は恋空のほかにないと思います。

スポンサーリンク